女性に人気の軽自動車はコレ!
2021年おすすめ軽自動車5選

軽自動車は、運転や維持のしやすさから、新車販売台数の4割を占めるほど人気のカテゴリーです。また、コンパクトで運転がしやすく使い勝手に優れているため、女性にも支持されています。
しかし軽自動車は種類が多く、どれを選んだら良いか悩むのも事実。今回は全国軽自動車協会連合会が発表している「2020年軽四輪車通称名別新車販売台数」の上位15車種の中から、女性におすすめの人気軽自動車を5車種ご紹介します。

軽自動車が女性に人気な理由は維持費の安さとデザイン

軽自動車が女性に人気なのは、燃費が良くガソリン代が安く済むことや税金などの維持費が割安だからです。また、コンパクトなボディサイズで、取り回しがしやすいのも女性から支持される理由といえるでしょう。
さらに、丸型のライトやポップなボディカラー、温かみのあるインテリアなど、キュートなデザインやカラーを採用している車種が比較的多いのも、女性に受け入れられている要素です。

軽自動車は燃費が良く税金などの維持費が安い

車の維持費には、1年に1度支払う軽自動車税、ガソリン代、自動車重量税、自動車損害賠償責任保険(以下、自賠責保険)、メンテナンス費用などがあります。
さまざまな費用がかかる軽自動車の年間維持費は約12万円。その内訳は、以下のようになります。

軽自動車税

1年に1度支払う軽自動車税は、4月1日時点での所有者(使用者)に支払い義務がある税金。排気量によって税額が変わる自動車税とは違い、軽自動車税は、一律10,800円となっています。(平成27年3月31日までに新車登録をされた軽自動車は7,200円、新車登録から13年超の場合は12,900円)

ガソリン代

ガソリン代は、燃費と密接に関連する費用です。近年の軽自動車は、ハイブリッドシステムやアイドリングストップ機構などの導入により燃費が良く、より実燃費に近いとされるWLTCモードで20km/Lを超える車種も少なくありません。 仮に年間走行距離10,000km、平均燃費20km/Lとした場合のガソリン代は、1年間で65,000円(ガソリン130円/Lでの算出)となります。

自賠責保険と重量税

車検のタイミングで支払う自動車重量税は2年で6,600円、自賠責保険は2年で21,140円。1年あたりに換算すると、自動車重量税が3,300円、自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)が10,570円となります。

メンテナンス費

メンテナンス費は、年間走行距離約10,000kmとした場合、オイル交換(1回:約5,000円×2)、点検費用やその他の消耗品交換(約15,000円)など約25,000円かかると考えられます。

年間維持費合計

新車購入費用のローン支払いや車検費用、任意保険を除き、上記の費用を合計すると、年間維持費は114,670円。普通車のコンパクトカーの年間維持費が約15万円程度かかることを考えると、軽自動車の維持費が安く抑えられます。

さらに軽自動車と普通車の維持費について詳しく知りたい方はコチラ

オシャレなデザインやカラー

軽自動車には、女性にも受け入れられやすいデザインが採用された車種が多いのも大きな特徴です。2020年12月にマイナーチェンジをしたホンダ N-BOXは、丸型のフルLEDヘッドライトを取り入れ、親しみやすく精悍なスタイリングになっています。 また、丸型のヘッドライトはダイハツ ムーヴキャンバスも装着しており、角がとれたボディスタイルとツートーンのボディカラーがオシャレ。ツートーンカラーはスズキ スペーシアもラインナップしています。
このように、軽自動車は女性が乗っていても似合うデザインやボディカラーが採用されているため、人気を集めているのです。

女性におすすめ!人気軽自動車5選

女性からも人気を集めている軽自動車にはどのような車種があるのでしょうか。
ここからは、2020年に人気だった最新軽自動車をご紹介します。デザインやボディカラーだけでなく、使い勝手の良さや燃費、車両価格についても記載していますので、車選びの参考にしてみてください。

軽自動車人気No.1!ホンダ N-BOX

ホンダ N-BOXは、ホンダの軽「Nシリーズ」第一弾として登場した軽スーパーハイトワゴン。丸型ヘッドライトや明るい内装カラーを採用し、ボディカラーにやや水色に見える「プレミアムサンライトホワイト・パール」や「ピーチブロッサム・パール(ピンク)」などのパステルカラーも用意しています。
N-BOXは、室内の高さが1,400mmと頭上空間にゆとりのあるパッケージングで、前席と後席の距離や荷室の長さを調節できるスライドリアシートを採用。リアのスライドドアは、開口部が広いため、大きな荷物やお子さんを抱いたままでも乗り降りしやすくなっています。
安全面では、レーダーとカメラで危険を検知する安全運転支援システム「Honda SENSING」を標準装備している点も、運転にやや苦手意識を持っている女性におすすめしたいポイントです。

車両価格・燃費・ボディカラー

車両価格:1,428,900円~(消費税込み)
燃費:21.2km/L(WLTCモード、自然吸気)
カラー:全7色

「ポケッテリア」が便利なスズキ スペーシア

スズキ スペーシアは、角がとれたスタイリングと広い室内空間を持つ軽スーパーハイトワゴン。ボディカラーは、単色カラーのみならずホワイトのルーフやミラーカバーとなる「ツートーンルーフ」も用意しています。
インテリアの高さが1,410mm、長さが2,155mmもあるため、室内空間のゆとりは十分。助手席側のインパネには、ドリンクホルダーや小物入れ、ボックスティッシュの収納までできる「ポケッテリア」を装備しています。 また、大きいドアポケットやスマートフォンの充電に必要なUSBポートなども備え、使い勝手を考え抜いた装備内容が大きな魅力です。
エンジンはマイルドハイブリッドを搭載し、燃費性能と環境性能と経済性を両立。また、レーダーとカメラによる予防安全技術「スズキセーフティサポート」も装着され安全性に優れています。

車両価格・燃費・ボディカラー

車両価格:1,380,500円~(消費税込み)
燃費:22.2km/L(WLTCモード)
ボディカラー:全13色(ツートーンルーフを含む)

助手席側開口部No.1のダイハツ タント

ダイハツ タントは、現在人気の軽スーパーハイトワゴンというジャンルを開拓したパイオニア。2007年に登場した2代目から、助手席側のセンターピラーを廃し、通常のドアの2倍ほどの開口部を実現した「ミラクルオープンドア」を採用しています。 さらに2019年に登場した現行型では、助手席ロングスライド機構を組み合わせた「ミラクルウォークスルーパッケージ」を用意。助手席側から運転席へウォークスルーができ、開口部が大きい助手席側は乗降性に優れ、何かと荷物が多くなりがちな子育て世代に最適です。
安全面では、衝突回避支援、認識支援、運転負担軽減、駐車支援という全17種類の予防安全機能を持つ「スマートアシスト(通称:スマアシ)」を搭載(一部グレードを除く)し、安全性の高さも魅力です。

車両価格・燃費・ボディカラー

車両価格:1,243,000円~(消費税込み)
燃費:21.2km/L(WLTCモード、自然吸気)
ボディカラー:全13色(ツートーンカラーを含む)

オシャレなカラーリングが魅力のダイハツ ムーヴキャンバス

ダイハツの基幹車種であるムーヴファミリーの一員で、もっとも女性におすすめしたいのが、丸みを帯びたスタイリングにスライドドアを採用したムーヴキャンバスです。軽スーパーハイトワゴンほどの高さではないものの窮屈感はなく、高すぎない全高は普通車のコンパクトカーから乗り換えても違和感がありません。
インテリアはオシャレに演出するアクセントカラーをオプションで選択可能。さらに、荷物をサッと載せられるリアシート座面下にあるアンダートレイを装備するなど、毎日の通勤やお買い物が楽しく便利になる1台です。
安全面では、ステレオカメラによる衝突回避支援システム「スマートアシストIII」を搭載。歩行者検知、車線逸脱警報など安全運転の支援システムを装備しています。

車両価格・燃費・ボディカラー

車両価格:1,430,000円~(消費税込み)
燃費:20.6km/L(WLTCモード、自然吸気)
ボディカラー:全15色(ツートーンカラーを含む)

立体駐車場に入れるオシャレな軽ダイハツ ミラトコット

ダイハツ ミラシリーズの中で女性に人気なのは、四角くシンプルなスタイルと丸型ライトを採用したミラトコット。全高は1,530mm(2WD)に抑えられ、マンションや街中の機械式立体駐車場にも入れる使いやすいサイズ感が大きな特徴です。
どこかレトロな印象のボディカラーは、水色、グリーン、ピンクといったパステルカラーをラインナップし、触り心地にこだわった「デザインフィルムトップ」も一部カラーに用意しています。
インテリアはシンプルにまとめられ、ボックスティッシュを縦に置くことができるセンターコンソールトレイや買い物フック、助手席シートアンダートレイなど、買い物や靴の履き替えに役立つ装備が備わっています。
安全面では、ステレオカメラを使った衝突回避支援システム「スマートアシストIII」を搭載。歩行者検知機能、車線逸脱警報、誤発進抑制装置、オートハイビームなど、日常のドライブに安心を与えてくれるシステムを採用しています。

車両価格・燃費・ボディカラー

車両価格:1,094,500円~(消費税込み)
燃費:22.6km/L(WLTCモード、自然吸気)
ボディカラー:全12色(一部グレードに設定される「デザインフィルムトップ」を含む)

経済性と安全性に優れた軽自動車

軽自動車は、税金やガソリン代などの維持費の安さだけでなく、親しみやすいデザインやカラフルなボディカラーが用意され女性にも人気があります。 また、安全装置や運転支援システムの充実は、運転にやや自身のない方が乗る車としてはもちろん、大切な奥さんが乗るセカンドカーとしても大切なポイントです。
今回ご紹介した軽自動車を参考に、ぜひ自分にピッタリな1台を見つけてください。