【徹底解説】新車購入時の必要書類って複雑!?
車選びから納車までの流れをご紹介

新車を購入することになったら大変そうだと感じるのは、やはり必要書類を揃えるところでしょう。どんな書類が必要か、どこで取得できるのか、いくらかかるのかなど不安に感じる方も多いと思います。
そこで今回は新車購入に必要な書類の種類とそれが取得できる場所、費用などを分かりやすく整理していきます。
またあわせて新車購入の全体的な流れもご紹介していきます。新車購入を検討中の方、また中古車やカーリースと迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

新車購入の必要書類は車の種類によって違う!

車は大きな買い物であり、購入するにあたってはさまざまな書類が必要になります。 スムーズに契約するためにもなるべく早く揃えておきたいところですが、購入する車が「普通車」か「軽自動車」かによって必要な書類が異なるため注意が必要です。
また、書類によっては取得するのに数日かかってしまったり有効期限があったりと、気をつけたいポイントもいくつかあります。
それでは普通車と軽自動車それぞれの必要書類について、取得場所、費用、取得にかかる日数などを一つずつ見ていきましょう。

普通車を買う時に必要な書類

普通車とは法律上「資産」として扱われる車で、土地や不動産の「登記」と同じように国に「登録」するため「登録車」とも呼ばれています。
区分けは色々ありますが、個人が購入する場合は簡単に言えば「軽自動車以外は普通車」と認識すればよいでしょう。

普通車の必要書類1:印鑑証明書

普通車を購入するには実印とその「印鑑証明書」が必要になります。 印鑑証明書を取得する場所は実印を登録している市区町村の役所で即日発行可能。
また、地域によってはマイナーナンバーカードや住民基本台帳カードがあればコンビニでも発行することができます。 手数料は役所の窓口なら300円程度、コンビニは200円程度で地域によって差はありますが、コンビニの方が若干安く入手することが可能です。
ただし、そもそも実印の登録自体をしていない場合は、実印を用意して登録をしなくてはなりません。 実印の印鑑はいわゆる三文判でも登録可能で、登録はその場でできて手数料も数百円なので、登録と印鑑証明書の発行を同時に行うのがおすすめです。
なお、印鑑証明書は有効期限のある書類ではありませんが、発行から2~3ヶ月以内のものを用意しましょう。

普通車の必要書類2:自動車保管場所証明書(車庫証明書)

車の保管場所があることを証明する「車庫証明書」は、保管場所を管轄する警察署にて取得します。
申請にあたっていくつかの書類が必要になりますが、月極など駐車場を借りる場合はその管理会社などに記入してもらう箇所があるので少し手間がかかります。
また、それらの書類を用意して警察署に申請に行き、車庫証明書が発行されるまで平日の3日ほどを要します。即日発行とはならず警察署に2度出向くことになります。 発行の費用は都道府県によって異なりますが、約3,000円です。
なお、車庫証明書の有効期限は発行から1ヶ月となっており、期限切れになってしまうと最初からやり直しとなりますので注意が必要です。 自分で行くのが難しい場合はほとんどの販売店で1~2万円の手数料を払えば取得代行してくれるので相談してみるとよいでしょう。

軽自動車を買う時に必要な書類

普通車と違い、法律上の資産に当たらないのが軽自動車です。そのため必要書類は普通車よりも容易に準備でき、取得する手間や費用もほとんどかかりません。

軽自動車の必要書類1:住民票

軽自動車の購入には実印が不要のため印鑑証明書も必要ありません。その代わり、お住まいの住所地の「住民票」が必要になります。
住民登録のある市区町村の役所、地域によってはコンビニでも発行でき手数料は約300円です。なお、発行から3ヶ月以内のものを用意しましょう。

軽自動車の必要書類2:保管場所届出

普通車での車庫証明書に当たるのが「保管場所届出」という書類です。ただし、車庫証明書と違って日数や費用はほとんどかかりません。
取得は車の購入後となり、保管場所を管轄する警察署で申請します。 その場で発行され、手数料は約550円。また、届出自体が不要という地域もあるため、該当する警察署のホームページで確認しておきましょう。

新車購入、車選びから納車までの流れ

さて、ここまで新車購入のための必要書類を見てきましたが、実際に新車を購入するにはどのようなプロセスがあるのでしょうか。
欲しい車を探して納車されるまでの流れをざっと見ていきましょう。

1:車選び~商談

はじめに予算や乗る人数、用途などを元に欲しい車の候補を選びます。この時点で支払方法についても検討を始め、用意できる金額などを確認しておくとよいでしょう。
候補を絞ったら販売店をまわって詳しく話を聞き、担当者との商談に移っていきます。

2:試乗

インターネットの情報サイトやカタログ、展示車を見るだけでは本当に自分のニーズに合っているかを判断するのは難しいため、試乗してみるのがおすすめです。
乗り心地や運転のしやすさ、もし家族と一緒なら後部座席への乗り降りのしやすさなども試してみるといいでしょう。
なお、試乗車が空いていないと予定を合わせるのに時間がかかってしまうので、事前に販売店に試乗予約を入れておくとスムーズです。

3:書類の準備

ある程度購入が現実的になったら、用意できる書類から早めに準備を始めておくとその後の流れがスムーズです。
ただし、購入する車が普通車か軽自動車かによって必要書類が違う点、また普通車に必要な車庫証明書は有効期限が1ヶ月である点に注意しましょう。

4:見積もり~契約

いよいよ購入する車が決まったら、オプションやボディカラーなどを選び、見積もりを出してもらいます。このときにいくつかの販売店から相見積もりを取り、より良い条件のところを選ぶことも有効です。
そして内訳と金額に納得したら支払い方法を選び、用意した必要書類を渡して契約と支払いをします。
なお、新車の場合は契約から納車までに1~3ヶ月かかります。契約時の必要書類に手間取っては納車も遅れてしまいますので、抜かりなく準備したいところです。

5:納車

納車の通知が来たら、販売店へ取りに行くか、納車代行を頼んで自宅で受け取りましょう。つい嬉しくなってしまう瞬間だと思いますが、念のため初期不良などがないかご自身の目で確認することも大切です。

新車購入を手間と感じたらカーリースがおすすめ!

今回は新車購入に必要な書類と購入の流れをご紹介しました。必要書類は普通車と軽自動車とで異なり、またかかる費用や取得にかかる日数などもまちまちのため面倒に感じた方もいるかもしれません。
そんなときは一部書類の取得代行費用なども月額料金にコミコミになったカーリースがおすすめ。煩雑な手続きを減らしたい、様々な費用を月額で分かりやすく把握したい方にはピッタリです。

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