現在販売しているコンパクトカーの燃費ランキングトップ10
2021年7月時点で最も燃費が良いコンパクトカーは、どのモデルなのでしょうか。早速ランキングを見ていきましょう。
第1位:トヨタ ヤリス(WLTCモード燃費:36.0km/L)
トヨタ ヤリスは2020年に登場した5ナンバーサイズのコンパクトカーで、車種名を従来のヴィッツから世界共通の名称であるヤリスへ変更してデビュー。 ヴィッツの世代から数えて通算4代目にあたるヤリスは、トヨタの新しいプラットフォームTNGA「GA-B」を採用しています。
新開発のエンジン「ダイナミックフォースエンジン」は、1.0Lガソリン、1.5Lガソリン、1.5Lハイブリッドの3種類をラインナップ。 また、派生車種としてトヨタのスポーツ部門「GR」が手がける「GRヤリス」も展開しています。
サイズと燃費
- 全長×全幅×全高 = 3,940mm × 1,695mm × 1,500mm
- 燃費(WLTCモード):36.0km/L(グレード:ハイブリッドX 2WD)
第2位:トヨタ ヤリスクロス(WLTCモード燃費:30.8km/L)
トヨタ ヤリスクロスは、2020年8月末から販売を開始したコンパクトカー「ヤリス」のクロスオーバーSUV。 ボディの幅が1,765mmとなるため、3ナンバー登録となります。
エンジンは、1.5Lガソリンと1.5Lハイブリッドの2種類。 駆動方式は、前輪駆動と四輪駆動をラインナップし、都会的なデザインに加え、コンパクトカーの扱いやすさと4WDの頼もしい走りを両立しています。
サイズと燃費
- 全長×全幅×全高 = 4,180mm × 1,765mm × 1,590mm
- 燃費(WLTCモード):30.8km/L(グレード:ハイブリッドX)
第3位:トヨタ カローラスポーツ(WLTCモード燃費:30.0km/L)
トヨタ カローラスポーツは、2018年から販売を開始したCセグメントの5ドアハッチバックのコンパクトカーです。
トヨタの新しいデザイン「キーンルック」と新プラットフォーム「TNGA」を採用。また、ワイドで低いスタイリングがもたらす小気味よく安定した走りが特徴です。
エンジンは、1.2Lターボエンジンと1.8Lハイブリッドの2種類で、駆動方式は前輪駆動と四輪駆動の2種類です。 トランスミッションは、CVTと6速MT(一部グレード)をラインナップしています。
サイズと燃費
- 全長×全幅×全高 = 4,375mm × 1,790mm × 1,460mm
- 燃費(WLTCモード):30.0km/L(グレード:ハイブリッドG)
第4位:トヨタ アクア(WLTCモード燃費:29.8km/L)
2011年にデビューしたトヨタ アクアは、ハイブリッド専用のコンパクトカー。 発売以来マイナーチェンジを重ねながら、外装・内装の質感や安全性を高め、10年以上販売を続けているロングセラーモデルです。
エンジンは、1世代前の1.5Lガソリンエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドシステムですが、29.8km/Lという優れた燃費を実現。 駆動方式は前輪駆動のみで、派生車種にトヨタのスポーツ部門「GR」が手がけた「GRアクア」をラインナップしています。
また、2021年7月19日に2代目となる新型アクアが発表され、今要注目のハイブリッドコンパクトカーです。
サイズと燃費
- 全長×全幅×全高 = 4,050mm × 1,695mm × 1,455mm
- 燃費(WLTCモード):29.8km/L(グレード:L)
第5位:日産 ノート(WLTCモード燃費:29.5km/L)
日産の5ナンバーサイズコンパクトカーであるノートは、2021年7月時点で販売されているのは3代目にあたるモデルです。
3代目ノートでは、日産のアイコンでもあるVモーショングリルと一体化した薄型ヘッドライト、横一文字に伸びるリアスタイルがワイド感と上質感を演出しています。
パワートレインは、エンジンを使って発電された電気でモーターを駆動する「e-POWER」を採用。燃費は29.5km/Lという優れた数値をマークしています。
サイズと燃費
- 全長×全幅×全高 = 4,045mm × 1,695mm × 1,505mm
- 燃費(WLTCモード):29.5km/L(グレード:F)
第6位:ホンダ フィット(WLTCモード燃費:29.4km/L)
ホンダ フィットは、メーカーを代表する5ナンバーサイズのコンパクトカーで、2021年7月時点で販売されているのは4代目。
5ナンバーに収まる扱いやすいボディサイズに加え、広いフロントガラスと細いフロントピラーにより運転視界を広く確保し、運転がしやすいのが大きな特徴です。
4代目フィットは、「ベーシック」「ホーム」「ネス」「クロスター」「リュクス」という5種類のバリエーションを揃え、ユーザーの好みに合わせた1台を選ぶことが可能。 また、パワートレインには、ガソリンエンジンとハイブリッドの2種類を用意しています。
サイズと燃費
- 全長×全幅×全高 = 3,995mm × 1,695mm × 1,515mm
- 燃費(WLTCモード):29.4km/L(グレード:e:HEVベーシック)
第7位:日産 ノートオーラ(WLTCモード燃費:27.2km/L)
日産 ノートオーラは、2021年6月に発表され、同年秋頃から発売を予定している上質なコンパクトカー。
ボディの幅が1,735mmの3ナンバー登録となり、燃費ランキング5位にランクインしているノートの上級モデルという位置付けです。
エクステリアのデザインは、5ナンバーサイズの「ノート」とほぼ同じ。 インテリアは、人間工学に基づいた「ゼログラビティシート」や、高級感のある木目調フィニッシャーを装備。
また、ドアトリム、フロントセンターアームレスト、インストルメントパネルにツイード調織物を採用しています。 さらに、ルーフ、ドア、フロントドアのガラスなどに遮音対策を施して高い静粛性を確保しているのも特徴です。
メーカーオプションで、運転席と助手席ヘッドレストにスピーカーを配した「BOSEパーソナルプラスサウンドシステム」を選ぶこともできます。
サイズと燃費
- 全長×全幅×全高 = 4,045mm × 1,735mm × 1,525mm
- 燃費(WLTCモード):27.2km/L(グレード:G)
第8位:トヨタ C-HR(WLTCモード燃費:25.8km/L)
トヨタ C-HRは、2016年に登場したコンパクトサイズのクロスオーバーSUVです。 トヨタの車づくりの構造改革である「TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャ)」採用モデル第2弾としてデビューしました。
C-HRは、世界の道やヨーロッパの一般道で走行テストを行い、ステアリングやショックアブソーバーなどのチューニングを実施。 2019年にはマイナーチェンジを行い、前後ライトをはじめとしたデザイン変更をするとともに、スポーツグレードの「GR SPORT」が設定されました。
サイズと燃費
- 全長×全幅×全高 = 4,385mm × 1,795mm × 1,550mm
- 燃費(WLTCモード):25.8km/L(グレード:ハイブリッドS)
第9位:マツダ MAZDA2(WLTCモード燃費:25.2km/L)
マツダ MAZDA2は、デミオとして販売されていた5ナンバーサイズのコンパクトハッチバックです。 2019年に4代目デミオをマイナーチェンジした際、海外向けに使用していた名称の「MAZDA2」に統一されました。
クリーンディーゼルエンジンを搭載したグレードの「SKYACTIV-D」は、燃費性能が良いだけでなく、使用燃料が軽油(ディーゼル)であるため、ガソリンエンジン車より燃料代を抑えられるという特徴があります。 また、ガソリンエンジンモデルもラインナップされているため、好みのパワートレインを選択できるのも嬉しいポイントです。
サイズと燃費
- 全長×全幅×全高 = 4,065mm × ,695mm × 1,500mm
- 燃費(WLTCモード):25.2km/L(グレード:XD PROACTIVE 2WD 6MT)
- 使用燃料:軽油
第10位:ホンダ ヴェゼル(WLTCモード燃費:25.0km/L)
ホンダ ヴェゼルは、2021年4月にフルモデルチェンジをして2代目になったコンパクトサイズのクロスオーバーSUVです。 2代目では、エクステリアとインテリアの質感を高め、上質さを追求したコンパクトSUVとなりました。
また、居心地が良い室内空間を備えているだけでなく、多彩なシートアレンジができるのもヴェゼルならではのポイント。 パワートレインには、2モーターのハイブリッドシステム「e:HEV」を搭載し、優れた燃費性能を実現しています。
サイズと燃費
- 全長×全幅×全高 = 4,330mm × 1,790mm × 1,580mm
- 燃費(WLTCモード):25.0km/L(グレード:e:HEV X)