スズキの情熱を注ぎ正統進化し続けるジムニーの魅力
スズキ ジムニーはモデルごとに時代の流行を取り入れつつも、コンセプトとデザインが開発当初からほとんどブレていない数少ない車種のひとつです。
一方で、現行型ジムニーには、先進の安全装備もしっかりと装備し、スズキの技術と情熱が注がれ続けています。
伝統の丸目は健在!一貫したスタイルの硬派なクロカン車
初代ジムニーの登場は、今から50年以上前となる1970年(昭和45年)。軽自動車規格の本格4WDクロスカントリー車として、ジープを強く意識したデザインと装備でデビューしました。
質実剛健を体現したオフロード性能と耐久性、クロスカントリーとしてはコンパクトで軽量な軽自動車規格ならではの乗りやすさと軽快さ。初代登場とともに市場に評価されたジムニーの良さは令和の現在でも健在です。
一貫したコンセプトで開発され続けてきた証拠に、象徴的な丸目ヘッドライト(先代JB23型は四角)とシンプルな直線基調の箱型デザインは、最新のジムニーでも伝統のデザインとして受け継がれています。
先進の安全装備や省燃費性は現代の技術をしっかり反映
衝突被害軽減ブレーキ、誤発進抑制、車線逸脱やふらつき、先行車発進に加えて標識まで認識しての各種警報など、スズキの先進安全技術、SUZUKI Safety Support(スズキ セーフティサポート)を搭載。 一見昔と同様の無骨に見える現行型ジムニーですが、現代の最新車種にふさわしく先進の安全装備が投入されています。
さらに、省燃費性にも優れていて、16.2km/L(WTLCモード/5MT)を達成。 最近のエコカーの高い省燃費性能と比べるとやや物足りなさは感じますが、車高が高いことによる空気抵抗や、オフロードに対応した頑丈な作りによる重量を考えると、かなり優秀な数字です。
軽自動車と侮るなかれ!車体の作りは本格4WDクロカンそのもの
堅牢なラダーフレームに、抜群の悪路走破性。ジムニー最大の魅力は、軽自動車ながら“本物”の4WDクロスカントリー車である点です。
コストもサイズも制約がある軽自動車という枠の中で、スズキの軽自動車開発ノウハウと技術が惜しげもなく注ぎ込まれています。
初代からこだわり続けたラダーフレーム
ジムニーがクロスカントリー車として高い支持を得ている理由のひとつとして、ラダーフレーム構造であることが挙げられます。
ジープなど主にクロスカントリー車で採用されているラダーフレーム構造は、とにかく頑丈なことやボディが損傷を受けても走行への影響が少ないなど、悪路を走ることを目的とした車に最適な構造です。 一方で、軽自動車にラダーフレーム構造を採用するには、実は大きなハードルがあります。ラダーフレームはコストが高く、重量が重いのです。
軽自動車は一般的に安価であることが求められ、エンジンも普通車ほどパワフルではありません。安価で軽量に作るという軽自動車の基本的な要求の中で、ラダーフレームを採用し続けていることは、スズキの高い技術力とメーカーとしての意地を感じます。
理想的なエンジンレイアウトで抜群の悪路走破性
軽自動車としてボディデザインに制約があるにも関わらず、エンジンをフロントタイヤ前端より後方に配置。 重量物であるエンジンを出来るだけ後方にレイアウトすることで、前方が沈みにくくなり、険しい凸凹道でも十分なアプローチアングル(前方の障害物を前輪が乗り越えられる角度)をキープします。
また、クロスカントリー車を選ぶ上で気になる最低地上高は、目安の200mmを超える205mmを確保。200mm以上の最低地上高を持つ国産車は軒並み普通車ですから、軽自動車であるジムニーの数字には驚きです。
随所に光る走破性を高める装備
ジムニーには、オフロード走行に欠かせない電子制御ブレーキLSD(リミテッドスリップデフ)トラクションコントロールが全車標準装備されています。
オフロードを走っている時に遭遇するのが、脱出困難な場面。砂地や水たまりで片輪だけ空転してしまった際に、 電子制御ブレーキLSDトラクションコントロールで、空転する車輪にだけブレーキを掛け、残った車輪の駆動力を伝えることで、高い脱出性能を発揮します。
また、ステアリングには衝撃を吸収するダンパーを装備。悪路で路面に凸凹にステアリングを取られるキックバックを低減し、高速走行時には、ふらつきや振動を抑えて操縦安定性を高めてくれます。 小さな軽自動車という規格の中に、よくもこれだけ詰め込んだと感心するほどの本格装備です。
神は細部に宿る!機能美を追求したデザイン
ジムニーのクロスカントリー車としての魅力は、車の構造だけではありません。シンプルで直線的なスタイリングと内装デザインは、徹底的に機能を追求した結果です。
また、過酷なオフロード環境での使用を第一に考えられている各機能ですが、実は日常使いでこそ重宝します。
シンプルなのに随所にスズキのノウハウが詰まったボディ
直線基調の四角い箱型のボディデザインはシンプルで、一見すると堅牢性だけを求めた結果に見えますが、実は細かいところにこだわりが詰め込まれています。
例えば、フロント左右が切れ上がった形状のバンパー。タフさを演出するデザインでありつつ、高い走破性をサポートするためのデザインです。
ほかにも、台形のホイールアーチは整備のしやすさを考えた形状ですし、箱型ボディでサイドガラスが垂直に立っているのは、降雪時にサイドガラスに雪が溜まって視界を遮るのを防ぐ効果があります。
さらに、ルーフ部(屋根)に装備されているドリップレール。ただの四角い板に見える屋根ですが、ドアを開けたときに車内へ雨水が入るのを防ぐことができます。
メーターの装飾にまでこだわった内装
インパネ部分やアームレストは、悪路走行時にも車の姿勢が把握しやすい水平基調のデザイン。また、視界を確保しやすいサイドガラスの形状やグローブをしていても操作しやすい大型の操作ボタンなど、随所に工夫が凝らされています。
そして、極めつけは、ヘアライン仕上げのメーター群の装飾。デザイン性だけではなく、運転の邪魔になる光の反射を抑える効果まで考慮された装飾というから驚きです。
また、クロスカントリー車としての機能を追求した結果、実は日常生活でも使いやすい車に仕上がっています。 例えば、助手席前面部の乗降グリップや大型のドアグリップは、オフロードのみならず、日常的に乗り降りしやすい作りです。
軽自動車のノウハウを持ったスズキなだけに、限られた車内スペースの至るところに収納が設置されていて、飲み物やスマホなど普段手にしているものの収納には困りません。 もちろん、多彩なシートアレンジや防汚加工のされた広いラゲッジスペースは普段のお買い物でも大活躍です。
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