現在販売しているスポーツカーの燃費ランキングトップ10
2021年8月時点で最も燃費が良いスポーツカーは、どのモデルなのでしょうか。早速ランキングを見ていきましょう。
第1位:ホンダ N-ONE RS(WLTCモード:21.8km/L)
ホンダ N-ONEは、2020年に2代目になった軽自動車。新型となったN-ONEは、ホンダのNシリーズが提案する"Nのある豊かな生活"という想いのもと、 日々の生活に寄り添いながら長く使えて飽きがこない、末永く愛せる車を目指して開発されました。
初代N-ONEにもスポーツグレードのRSは設定されていましたが、2代目N-ONE RSでは6速MTも新たにラインナップし、見かけによらずキビキビ走る軽自動車として注目されています。なお、燃費ランキング1位になったN-ONE RSはCVTが組み合わせられるモデルです。
サイズと燃費
- 全長×全幅×全高 = 3,395mm × 1,475mm × 1,545mm
- 燃費(WLTCモード):21.8km/L(グレード:RS CVT)
第2位:スズキ アルトワークス(WLTCモード:21.4km/L)
スズキ アルトワークスは、8代目アルトの派生モデルとして2015年にデビュー。専用チューニングと専用デザインにより、ベーシックなアルトと大きく差別化されています。
アルトワークスは、専用開発のショートストローク5速マニュアルトランスミッションやスポーティーな走行に適した専用の変速制御を採用したAGS(5速ATの一種)を採用。 さらに、最大トルクが向上したターボエンジンや専用チューニングを施したサスペンション、専用レカロ製フロントシートを装備しています。
サイズと燃費
- 全長×全幅×全高 = 3,395mm × 1,475mm × 1,500mm
- 燃費(WLTCモード):21.4km/L(グレード:5速MT 2WD)
第3位:ホンダ S660(WLTCモード:20.6km/L)
ホンダ S660は、2015年4月にデビューし、2022年3月に生産終了予定になっているミッドシップ軽オープンスポーツカー。ホンダらしくS660は、「走る喜び」の実現を目指して開発されました。
エンジンを座席の後ろに搭載し、後輪を駆動するMR(ミッドシップ・リアドライブ)レイアウトを採用。バリエーションは、αとβの2グレード、それぞれに6速MTとCVTをラインナップしています。
S660の生産終了は2022年3月末とされていますが、残念ながら2021年3月の生産終了発表から1ヶ月足らずで予定生産台数の上限に達し、2021年9月現在、S660を新車で購入することはできません。
サイズと燃費
- 全長×全幅×全高 = 3,395mm × 1,475mm × 1,180mm
- 燃費(WLTCモード):20.6km/L(グレード:α・6速MT)
第4位:ダイハツ コペン(WLTCモード:19.2km/L)
ダイハツ コペンは、2014年にフルモデルチェンジして2代目になった軽オープンスポーツカーです。 新型となったコペンには、新骨格構造の「D-Frame」や内外装を簡単に着脱できる「DRESS-FORMATION構造」を採用。「感動の走行性能」と「自分らしさを表現できるクルマ」をというコンセプト通りに仕上がっています。
バリエーションは、ローブ、エクスプレイ、セロ、GR SPORTの4つを用意し、それぞれに5速MTとCVTを展開。電動でルーフを開閉できる「アクティブトップ」も装備され、手軽にオープンエアーの爽快な走行が楽しめます。
サイズと燃費
- 全長×全幅×全高 = 3,395mm × 1,475mm × 1,280mm
- 燃費(WLTCモード):19.2km/L(グレード:ローブ・CVT)
第5位:トヨタ GRヤリス(WLTCモード:18.2km/L)
トヨタ GRヤリスは、2020年9月にデビューした3ドアハッチバックスポーツで、世界ラリー選手権(WRC)で勝てる車として設計され、開発初期から社外プロドライバーが参加。 世界のあらゆる道でも思い通りに操ることができ、誰もが安心して意のままに運転できる車として誕生しました。
バリエーションは、1.5L自然吸気エンジンとCVTを組み合わせたフロント2輪駆動の「RS」、1.6Lインタークーラーターボエンジンに6速MTを組み合わせ、4輪駆動の「RC」「RZ」「RZ"High performance"」を用意しています。
サイズと燃費
- 全長×全幅×全高 = 3,395mm × 1,805mm × 1,455mm
- 燃費(WLTCモード):18.2km/L(グレード:RS)
第6位:レクサス RC300h(WLTCモード:17.8km/L)
レクサス RCは、2014年に登場した2ドアの4シータークーペ。RCは「エモーショナルな走り」のイメージをけん引するクーペ専用モデルで、スポーツクーペならではの流麗なデザインと走行性能を兼ね備えています。
燃費ランキング6位にランクインしたのは、2.5Lエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドモデルの「RC300h」です。
また、RCにはハイブリッドモデルのほか、2.0Lターボエンジンを搭載する「RC300」、3.5LのV型6気筒エンジンの「RC350」をラインナップ。 それぞれに「ベーシックグレード」、ラグジュアリーな装備が充実した「バージョンL」、スポーティーな装備が装着される「Fスポーツ」が用意されています。
サイズと燃費
- 全長×全幅×全高 = 4,700mm × 1,840mm × 1,395mm
- 燃費(WLTCモード):17.8km/L(グレード:RC300h)
第7位:スズキ スイフトスポーツ(WLTCモード:17.6km/L)
スズキ スイフトスポーツは、2017年に3代目となるモデルがデビューしました。
1.4L直噴ターボエンジンや軽量高剛性な新プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」による車両重量の軽量化、新開発サスペンションなどにより、高い動力性能とハンドリング性能を実現しています。
さらに、ベースモデルと差別化されたデザイン、スポーティーなエキゾーストサウンド、専用セミバケットシートなど、スポーツマインドを高揚させる演出にもこだわっていることが特徴です。トランスミッションは、6速MTと6速ATの2種類から選ぶことができます。
サイズと燃費
- 全長×全幅×全高 = 3,890mm × 1,735mm × 1,500mm
- 燃費(WLTCモード):17.6km/L(グレード:6速MT)
第8位:マツダ ロードスター(WLTCモード:17.4km/L)
マツダ ロードスターは、1989年から販売されているライトウェイトスポーツカーで、2021年8月時点で発売されているのは4代目のND型です。
4代目ロードスターは、「SKYACTIV(スカイアクティブ)技術」とデザインテーマ「魂動(こどう)」を採用。駆動方式は後輪駆動(FR)を採用し、「人馬一体」の操る楽しさを追究したオープンスポーツカーに仕上げられています。
燃費ランキング8位となったのは、ソフトトップオープンモデル。リトラクタブルハードトップとなるロードスターRFのWLTCモード燃費は15.8km/Lとなっています。
サイズと燃費
- 全長×全幅×全高 = 3,915mm × 1,735mm × 1,235mm
- 燃費(WLTCモード):17.4km/L(グレード:S Special Package・6速MT i-ELOOP+i-STOP装着車)
第9位:レクサス LC500h(WLTCモード:14.4km/L)
レクサス LCは、2017年に登場したラグジュアリーなコンバーチブルスポーツカーで、レクサスのフラッグシップクーペです。
GA-Lプラットフォームやマルチステージハイブリッドシステム、V型8気筒エンジンに組み合わされるダイレクトシフト10速ATなどの最先端技術を採用。細部にわたる徹底的な作り込みによって、独創的なデザインやすっきりと奥深い走りを実現しています。
3.5LのV型6気筒エンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドモデルのLC500hは、WLTCモード14.4km/Lを達成し、低速の力強い走りと環境性能を両立。ハイブリッドモデルの他に、5.0LのV型8気筒自然吸気エンジンもラインナップしています。
サイズと燃費
- 全長×全幅×全高 = 4,770mm × 1,920mm × 1,345mm
- 燃費(WLTCモード):14.4km/L(グレード:LC500h)
第10位:トヨタ GRスープラ(WLTCモード:13.1km/L)
トヨタ GRスープラは、TOYOTA GAZOO Racingが展開するスポーツカーシリーズ「GR」初のグローバルモデルとして、BMWとの共同開発車として2019年にデビューしました。
直列6気筒エンジンにFRという、スープラ伝統のレイアウトを継承。加えて、街中から高速道路まで爽快なドライビングを気軽に味わえる直列4気筒ツインスクロールターボエンジンも用意されています。
サイズと燃費
- 全長×全幅×全高 = 4,380mm × 1,865mm × 1,295mm
- 燃費(WLTCモード):13.1km/L(グレード:SZ)