誕生から70年!トヨタ ランドクルーザーってどんな車?
「ランクル」の愛称で親しまれるランドクルーザーは、耐久性と悪路走破性に優れたトヨタのSUVトップモデル。現在、世界170の国と地域において、累計1,000万台を超える販売台数を誇っています。
2021年に14年ぶりとなるフルモデルチェンジを果たし、機能性とともに外観や内装、安全装備などがさらに進化を遂げました。
ランドクルーザーの歴史は長く、初代にあたるモデルが1951年に警察予備隊(現在の自衛隊)向けに国産ジープとして開発され、1955年にランドクルーザーに改名。1960年に発売した40系は世界中で愛されるロングセラーモデルとなりました。
1989年の80系からはいかにもジープという野性味あふれる外観から都会の高級SUVへと変貌を遂げ、現在の新型300系へと伝統が受け継がれています。
上質で機能的な内外装とタフな走行性能
世界中の砂漠や山道など、本格的なオフロードを豪快に走破するイメージがあるランドクルーザーですが、最近のモデルでは豪快さとともに高級感を併せ持つスタイルを採用。
新型においてもそのラグジュアリーな質感がさらにアップしています。
内装は上品さと安定感を両立し、オフロードでも疲れにくい工夫が凝らされているのが特徴です。
そして、ランドクルーザーといえば、やはり悪路走破性です。
高い剛性を持つボディと安定したサスペンションを基盤とし、さらに気候や道に合わせたモード選択機能や4つのカメラによるモニターシステムがオフロード走行をサポートしてくれます。
都市部でも重宝する燃費性能と安全性能
新型ランドクルーザーの気になる燃費は、エントリーモデルのGXグレードで8.0km/L(WLTCモード)、ディーゼルモデルでは9.7km/Lとなっています。 これは低燃費のコンパクトカーと比較すると半分ほどですが、先代200系の6.9km/L(GXグレード)からは格段にアップしています。
また、日本においては人のいないオフロードよりも都市部の舗装された道を走ることがほとんどです。新型ランドクルーザーはそんな都市部の走行で役に立つトヨタの先進安全機能を搭載。
ミリ波レーダーと単眼カメラで車両や歩行者(昼夜)と自転車(昼)を検知するほか、交差点での右左折時の対向車や歩行者をいち早く検知してブザーで知らせ、衝突回避や被害軽減をサポートするプリクラッシュセーフティを備えています。
この他にも緊急時の操舵支援機能や低速時の加速抑制機能などの運転支援機能が充実しており、オフロードだけでなくオンロードでも安心して運転することができます。
ここが魅力! 新型ランドクルーザーの内外装
発売開始とともに早くも注文が殺到している新型ランドクルーザーですが、カッコイイと話題の内外装についてさらに詳しくご説明しましょう。
他のSUVと比べ別格! 存在感が際立つ外観
新型ランドクルーザーの外観はシャープでキリッとした大型フロントグリルを中心に、水平基調の直線的な力強さを感じさせるものとなっています。
また、先進性のある3連LEDヘッドライトや優雅さのあるメッキグリルなど、ただゴツいだけではない品格に思わず目を惹かれるでしょう。
さらにリアランプやホイールの位置などは、オフロード走行時の揺れやダメージも考慮された機能美が追求されています。
ゆとりあるインテリア
室内空間はゆとりある乗り心地を重視し、先代モデルでは5人乗りと8人乗りのグレード展開だったのに対し、新型は5人乗りと7人乗りというラインナップになっています。
2列目、3列目を収納すれば広々としたスペースが現れ、アウトドアでの大きな積み荷はもちろん車中泊を楽しむこともできます。
アウトドア好きにはたまらない! 驚異のオフロード性能
本格オフロードも走破できる新型ランドクルーザーでは、アウトドアの楽しみも広がります。ここでは、悪路走破性を実現する驚異の先進システムをご紹介しましょう。
天候や路面状態で選べる6つのモード
天候や路面の状態に応じ、駆動やサスペンション統御が最適となるよう選択できるのがマルチテレインセレクト機能です。 自動選択のオートモードのほか、DIRT(未舗装路)、SAND(砂地)、MUD(ぬかるみ)、DEEP SNOW(深雪路)、ROCK(岩場)を選択可能。これにより、季節と場所を問わずアウトドアを満喫できます。
オフロードでも街中でも役立つ4つのモニター
全後方と左右を4つのカメラで同時に確認できるマルチテレインモニターを搭載。道なき道を走るアウトドアでは思わぬ障害物を察知します。
大きなボディ故にうまれる死角をなくし、四方を確認しながら注意深く進むことができます。また大型車に不慣れな人にとっては、駐車場でのバック駐車などの際にも便利です。
さらにトヨタ初となる「アンダーフロアビュー」ではモニター映像を合成することにより、車両の床下を透かして見ることが可能に。スタック脱出にも威力を発揮します。
カーリースで大人気のランドクルーザーに乗れる!
本格オフローダーのランドクルーザーはやや敷居が高く感じますが、ラクのりのカーリースではなんとこのランドクルーザーを取り扱っています。
支払総額が700万円を超える場合は頭金が必要になるものの、他のリース車と同様に月々定額で乗ることが可能です。
たとえば200系のGXグレードは月々91,300円(84回払い、パーフェクトコース)となり、車検時や毎年の自動車税での高額の支払いに慌てることもなく、個人事業主であれば全額を経費にすることもできます。
特に、ラクのりではメンテナンスプランに車検代がすべて含まれている点や、燃料代が割引になるプランもランドクルーザーオーナーには嬉しいポイントとなるでしょう。
ただし、新型は人気により納期が1年以上かかる見込み(2021年8月現在)のため、検討している方はこまめにチェックするのがおすすめです。