日産の本気度がうかがえるe-POWER専用モデル
初代登場時からコンパクトカーでありながら世界戦略モデルという位置づけだった日産 ノート。
2020年11月に登場した現行型は、欧州車にも引けを取らないデザインと、技術の日産が誇る第2世代e-POWER専用車となり、文字通り世界で通用する高性能でスタイリッシュなコンパクトカーとなりました。
省燃費を実現した充電の要らない電気自動車e-POWER
三代目ノートに搭載されたe-POWERは、新開発の第2世代と呼ばれるもので、出力、トルク共に向上し、より走行性能が高くなっています。
e-POWERとは、電動モーターのみで走行し、エンジンは発電のみに利用する日産のシリーズ方式ハイブリッド。
29.5km/L(WTLCモード/2WDグレードF)という省燃費性能と、電気モーターが生み出す高い走行性能を両立しています。
内外装共にワンクラス上の質感
現行型ノートは、性能面だけでなく、デザイン面でも優れています。
まず外観デザインは、新世代の日産デザイン要素を取り入れた先進的な印象。
内装は、広々とした空間を確保しつつ、細部の仕上げにもこだわりワンランク上の上質さを演出しています。
メーターとナビのディスプレイを統合して機能性とデザイン性をアップするなど、新世代コンパクトカーと呼ぶのに相応しい仕様です。
先進の安全装備
デザイン性や走行性能だけではなく、先進の安全装備も魅力の一つ。
技術の日産が持つテクノロジーを惜しげもなく詰め込んでいます。
前方への衝突を回避する、警報システムやブレーキアシスト機能はもちろん、ふらつきや車線逸脱への警報やアシストなど、高級車並みの安全装備が標準で装備されている。
さらに、後側方の車両を検知してアシストする機能や、駐車時に車両上空から全方位を映し出すアラウンドビューモニターも用意されています。
コンパクトカーとは思えない日産 ノートの上質なデザインと装備
毎日使うものだからこそ、機能性だけではなく気に入ったデザインのものを選びたいもの。
車を選ぶ時、デザイン性や機能性は走行性能や燃費性能以上に重要なポイントです。
その点、日産 ノートは外観デザインから内装の質感、装備までこだわり抜いて作り込まれています。
せっかくの車購入ですから、所有することでも満足感が得られる、納得の1台を選びましょう。
車格以上の存在感を漂わせる外観デザイン
新世代の日産デザインでまとめられた外観は、躍動感のあるダイナミックなデザインで、車格以上の高級感。
まず車の顔であるフロント部は、大型のフロントグリルと一体でデザインされた特徴的な薄型ヘッドライトを装備しています。
オプションで用意されるLEDヘッドライト仕様はまるで欧州車のようです。
リアビューは、左右が一文字に繋がったデザインの大型テールライトの存在感が抜群で、高級SUVの様な風格さえ漂っています。
コンパクトカーはサイズ的な制約があり、実用的で比較的おとなしめのデザインになりがちです。
しかし、日産 ノートは、所有している喜びを十分に満たしてくれる堂々たる外観デザインとなっています。
ゆとりのある空間に上質な内装はまさに大人のコンパクトカー
ドアを開けてまず驚くのが、目の前に広がる広々した室内空間です。
コンパクトカーで犠牲になりがちな後席も、ゆったりとした前席との間隔と、ハッチバックデザインを活かした圧迫感を感じないヘッドクリアランスで、十分なスペースが確保されています。
デザイン面では、全体にシックで丁寧にまとめられていて、大人のコンパクトカーといった印象。 ピアノブラック仕上げを標準で採用したシフトノブなど、細部に渡って質感高く作り込まれています。 また、本革巻ステアリングや本革シート、インパネ一部のピアノブラック仕上げなどのオプションも豊富で、より上質な車に乗りたい方にもおすすめです。
使い勝手抜群の充実装備
コンパクトカーは、日常使い出来てこその車なので、実用性もデザインと共に大事なポイントです。
日常使いはもちろん、家族でお出かけでも気になるのが収納スペース。
居住性を確保するというデザイン上の制約がある中、さまざまな工夫を凝らした収納スペースが随所に設けられています。
センターコンソールの肘置き部分の収納をはじめ、アーチ状にデザインされたセンターコンソール下部、
ドアパネルを利用したボトルホルダー、さらにインパネ下部には、スマートフォンのワイヤレス充電器付きスペースまで装備されているという充実ぶりです。
ラゲッジスペースもかなり広めに確保してあり、後部座席を活かしたままでもスーツケースを4つ並べて積むことも可能。 さらに後部座席を倒してフラットにすれば、大人が寝転べるほどのスペースが確保できます。
新世代e-POWERで走行性能アップ
3代目となる現行型で、e-POWER専用車となったノートですが、搭載された第2世代の新型e-POWERは、次世代ハイブリッドシステムと呼ぶにふさわしい完成度の高いパワーユニットとなりました。
エンジンを搭載したハイブリッド車でありながら、電気自動車の鋭い加速、高い静粛性を実現した第2世代e-POWERについてご紹介します。
電気自動車ならではの鋭い加速
第2世代のe-POWERは、出力、トルク共にさらに性能がアップ。モーターの刷新によって、最高出力116PS、トルク280N・mを発生します。
特に大幅に向上したトルクは、メルセデス・ベンツE200スポーツと同等のトルクで、高速道路での追い越し、ストップ&ゴーの多い街乗りでもストレスを感じません。
モーター走行ならではの、踏み出しからスムーズな加速感を味わえます。
また、アクセルオンオフ時の車の挙動が、より自然なフィーリングにチューニングされているのも注目ポイント。
電気自動車は、モーターの特性と回生エネルギーによる充電の影響で、加減速がやや不自然になる傾向にありますが、ペダル操作への反応を滑らかにすることで、街乗りでも自然に運転できます。
これだけ走行性能を高めながらも、燃費は29.5km/L(WTLCモード/2WDグレードF)と、エコカーとして高水準の省燃費性を実現しているから驚きです。
本当にハイブリッド?充電型の電気自動車のような静粛性
第2世代e-POWERのもう一つの特徴が、世界初となる静粛性を高める技術です。
ロードノイズが大きい路面を車が検知すると、積極的にエンジンを始動。
充電中のエンジン音をロードノイズに隠し、極力エンジンの作動を搭乗者に感じさせないようになっているのです。
結果として、なめらかで走行音の比較的静かな路面ではエンジン作動を低減し、トータルでの静粛性が高められています。
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コンパクトカーである日産 ノートは、普段使いしてこその車ですが、走行距離の増加とともに気になるのがオイル交換費用とガソリン代。
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