【2021年最新】SUV燃費ランキング!
公式データをもとに徹底リサーチ

燃費は維持費に直結するため、車を選ぶときの重要なポイントです。
今回は、2021年7月時点で販売されている国産SUVの燃費ランキングを発表。燃費が良いSUVを探しているのであれば、参考にしてみてください。
なお、このランキングでは、メーカーがSUVまたはクロスオーバーと公表しているモデルをSUVと定義し、国土交通省の「自動車の燃費性能に関する公表(令和3年7月1日現在)」のデータを参考に、執筆時点(2021年7月)で販売している車種を紹介しています。

現在販売しているSUVの燃費ランキングトップ10

コロナ禍の現在、思うようにお出掛けができないことから、キャンプや車中泊など他人との接触を避けられる車でのレジャーに注目が集まっています。そんな中、荷物がたくさん載せられて、使い勝手の良いSUVが人気です。
2021年7月時点で販売されているSUVの中でもっとも燃費が良い車種は、どのモデルなのでしょうか。早速ランキングを見ていきましょう。

第1位:トヨタ ヤリスクロス(WLTCモード燃費:30.8km/L)

トヨタ ヤリスクロスは、2020年8月末から販売を開始したコンパクトSUVで、コンパクトカー「ヤリス」のクロスオーバーモデルとして登場しました。
ボディサイズは全幅が1,765mmで、3ナンバー登録となります。エンジンは1.5Lガソリンと1.5Lハイブリッドの2種類。
駆動方式は、前輪駆動と四輪駆動をラインナップし、コンパクトカーの扱いやすさとSUVの頼もしい走りを両立していることが特徴です。

サイズと燃費
  • 全長×全幅×全高 = 4,180mm × 1,765mm × 1,590mm
  • 燃費(WLTCモード):30.8km/L(グレード:ハイブリッドX 2WD)

第2位:トヨタ C-HR(WLTCモード燃費:25.8km/L)

トヨタ C-HRは、スタイリッシュなクーペライクなフォルムが特徴のクロスオーバーSUVで、2016年に登場。 トヨタの車づくりの構造改革である「TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)」を採用した第2弾モデルとしてデビューしました。
また、世界のさまざまな道やヨーロッパの一般道で走行テストを行い、ハンドリングやショックアブソーバーなどをチューニングし、優れた走りを実現しています。 2019年のマイナーチェンジでは、前後ライトをはじめとしたデザインを変更するとともに、スポーツグレードの「GR SPORT」が追加設定されました。

サイズと燃費
  • 全長×全幅×全高 = 4,385mm × 1,795mm × 1,550mm
  • 燃費(WLTCモード):25.8km/L(グレード:ハイブリッドS 2WD)

第3位:ホンダ ヴェゼル(WLTCモード燃費:25.0km/L)

ホンダ ヴェゼルは、2021年4月のフルモデルチェンジによって2代目になったコンパクトクロスオーバーSUV。 ホンダ独自の「マン・マキシマム/メカ・ミニマム(M・M)」思想に基づく「センタータンクレイアウト」を採用し、広く余裕のある室内が魅力的なモデルです。
また、コンパクトなボディサイズでありながら、多彩なシートアレンジを実現しているのもヴェゼルならではのポイント。
2代目ではエクステリア・インテリアの質感を高め、上質なクロスオーバーSUVへと進化しました。 さらに、2モーターのハイブリッドシステム「e:HEV」を搭載したことで、優れた燃費性能を実現しています。

サイズと燃費
  • 全長×全幅×全高 = 4,330mm × 1,790mm × 1,580mm
  • 燃費(WLTCモード):25.0km/L(グレード:e:HEV X 2WD)

第3位:スズキ ハスラー(WLTCモード燃費:25.0km/L)

スズキ ハスラーは、軽トールワゴンとSUVの要素を融合した軽クロスオーバーで、2020年に2代目へフルモデルチェンジしました。 ハスラーの武骨で遊び心あるデザイン、普通車に引けを取らない居住空間や快適性、安全性を実現。まさに、軽自動車を作り込んできたスズキのノウハウが詰め込まれたモデルです。
アウトドアで重視される収納は、多彩なシートアレンジによって大きな荷物も積み込むことが可能。 また、シートやパネルのちょっとした隙間にも効率よく小物が置け、 汚れを拭き取りやすい素材を使用したラゲッジスペースを備えています。
ISG(モーター機能付発電機)を利用したマイルドハイブリッドにより燃費も良く、普段使いからアウトドアまで幅広く使える軽自動車です。

サイズと燃費
  • 全長×全幅×全高 = 3,395mm × 1,475mm × 1,680mm
  • 燃費(WLTCモード):25.0km/L(グレード:HYBRID X 2WD)

第5位:マツダ CX-3(WLTCモード燃費:23.2km/L)

2015年に登場したクロスオーバーSUVのマツダ CX-3は、マツダの技術群である「SKYACTIV(スカイアクティブ)」を採用し、パワートレインにより、優れた環境・燃費性能を実現しています。
燃費ランキング5位になったモデルは、クリーンディーゼルエンジンを採用した「SKYACTIV-D」。CX-3は、ディーゼルエンジンのほか、ガソリンエンジンもラインナップしています。
また、マツダらしさがある美しい「魂動(こどう)」デザインにより、躍動感あるスタイリッシュなスタイリングになっているのもCX-3の魅力です。

サイズと燃費
  • 全長×全幅×全高 = 4,275mm × 1,765mm × 1,550mm
  • 燃費(WLTCモード):23.2km/L(グレード:XD 2WD 6MT)
  • 使用燃料:軽油

第6位:レクサス UX250h(WLTCモード燃費:22.8km/L)

レクサス UX250hは、2018年にトヨタの高級車部門であるレクサスから登場したクロスオーバーSUV。 レクサスのラインナップの中でもっともコンパクトなSUVであるものの、シャープなライトまわりや横一文字のテールライトによりワイドでスタイリッシュなデザインに仕上がっています。
今回の燃費ランキングに入ったのは、ハイブリッドモデルの「UX250h」ですが、他にもガソリンエンジンの「UX200」や電気自動車の「UX300e」をラインナップしているのも特徴です。

サイズと燃費
  • 全長×全幅×全高 = 4,495mm×1,840mm×1,540mm
  • 燃費(WLTCモード):22.8km/L(グレード:UX250h 2WD)

第7位:トヨタ ハリアー(WLTCモード燃費:22.3km/L)

トヨタ ハリアーは、1997年に初代モデルが登場した「都市型SUV」のパイオニア。
2021年7月時点で販売されているのは4代目で、ハイブリッドモデルとガソリンエンジンモデルの2種類をラインナップしています。 WLTCモード燃費22.3km/Lを実現しているのは、2.5Lガソリンエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドです。
4代目ハリアーは、初代ハリアーで作り上げたラグジュアリークロスオーバーSUVらしい質感の高いインテリアとエレガントエクステリアを受け継ぎ、高い人気を維持しています。

サイズと燃費
  • 全長×全幅×全高 = 4,740mm × 1,855mm × 1,660mm
  • 燃費(WLTCモード):22.3km/L(グレード:ハイブリッド S 2WD)

第8位:トヨタ RAV4(WLTCモード燃費:21.4km/L)

トヨタ RAV4は、1994年に初代が登場し、乗用車タイプのSUV(クロスオーバーSUV)という新たな市場を開拓したモデルです。
2021年7月時点で販売されているモデルは通算5代目で、SUVらしい力強いデザインと優れたオンロード走行を両立。 そして、4WDモデルには、新しいシステムが採用され、オンロードだけじゃなくオフロードでも優れた走行性能を実現しています。
また、小物入れやカップホルダーといった使い勝手の良い装備を備え、最新の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を全車に標準装備。 若者からご家族連れまで、幅広い方におすすめできるSUVです。

サイズと燃費
  • 全長×全幅×全高 = 4,600mm × 1,855mm × 1,685mm
  • 燃費(WLTCモード):21.4km/L(グレード:ハイブリッドX 2WD)

第9位:ホンダ CR-V(WLTCモード燃費:21.2km/L)

1995年に初代が登場したCR-Vは、ミディアムサイズのクロスオーバーSUV。 2021年7月時点で販売されている5代目は、CR-Vならではの室内の広さや使い勝手を受け継ぎながら、ダウンサイジングターボエンジンやハイブリッドシステムを搭載し、高い環境性能を実現しています。
ガソリンエンジンモデルには、歴代初となる3列シート7人乗りを設定し、多人数乗車にも対応(ハイブリッドは5人乗りのみ)。
また、運転支援システムの「Honda SENSING」を全グレードに標準装備し、高い安全性も大きな魅力です。

サイズと燃費
  • 全長×全幅×全高 = 4,605mm × 1,855mm × 1,680mm
  • 燃費(WLTCモード):21.2km/L(グレード:e:HEV EX 2WD)

第10位:スズキ イグニス(WLTCモード燃費:19.8km/L)

スズキ イグニスは、コンパクトカーとSUVを融合させたコンパクトクロスオーバーモデル。 日常での使いやすさだけでなく、アウトドアをはじめとした余暇の行動範囲を広げる「使い勝手の良いスタイリッシュなコンパクトクロスオーバー」をコンセプトとして開発されました。
運転しやすいコンパクトなボディサイズと高めのアイポイントによって見晴らしが良く、ロードクリアランスに余裕があるため、雪道や荒れた道でも安心して走れる高い走行性能が大きな魅力です。
また、ISG(モーター機能付発電機)によるマイルドハイブリッドを採用し、力強い加速と優れた燃費性能を両立しています。

サイズと燃費
  • 全長×全幅×全高 = 3,700mm × 1,660mm × 1,605mm
  • 燃費(WLTCモード):19.8km/L(グレード:HYBRID MG 2WD)

ランキングトップ10の多くがハイブリッドモデル

SUVの燃費ランキングトップ10を見ると、マツダ CX-3のディーゼル以外、すべてハイブリッドモデルとなっています。
大きめのタイヤとホイールを装着したSUVは、四輪駆動システムを搭載していることも多く、車両重量が重たくなり燃費性能では不利。 その点、ハイブリッドやディーゼルエンジンは、パワーと燃費を両立できるパワートレインであり、ランキングがハイブリッドやディーゼルのみというのも納得です。
燃費が良く、経済的なSUVを探しているのであれば、このランキングを参考にしてみてください。

\掲載車種も選べる/ ※レクサスを除く