コラム

森林浴ドライブをお考えなら、小国方面の鍋ヶ滝はいかがでしょう。
約9万年前の阿蘇山の噴火でできたとされる鍋ヶ滝は、落差約10mと規模はあまり大きくありませんが、幅は約20mもあり、まるで小さなナイアガラの滝。 別名裏見の滝とも言われ、滝の裏側からも眺めることができ、水のカーテンに木漏れ日が当たる景色は神秘的です。
日本の名道50選にも選ばれているミルクロードは、草原の真ん中を駆け抜ける気持ちのいいドライブコースなので運転自体も楽しめます。
また、近隣には黒川温泉や杖立温泉などの有名な温泉地が点在しており、運転の疲れを温泉で癒やしてから家路につくプランもおすすめです。
産業道路（県道22号線）から、保田窪北交差点を左折して熊本環状道路（国道57号線）に入り、そのまま進みます。ミルクロード入口交差点からミルクロード（県道339号線）に入り、その後国道212号線、国道387号線と進むと目的地付近です。

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阿蘇方面へのドライブは熊本県のおすすめドライブコースの中でも定番中の定番。人気のスポットにはそれだけ人を惹きつける魅力があるものです。 今回は、さらにその中でも定番の大観峰と草千里を、おすすめ訪問時間とともにご紹介します。
まず、標高935mからの壮大な眺めが楽しめる大観峰は早朝がおすすめ。まるで涅槃像のように見える阿蘇五岳から登る朝日は神々しく、条件が整えば一面に広がる雲海も楽しめます。
次に、国の名勝天然記念物に指定されている標高1,140mの場所に広がる広大な草原、草千里には、ぜひ夜訪れてみてください。 周囲に明かりと遮蔽物がないので、まるで降り注ぐかのような満点の星空を楽しめます。星空観測会が開催されていることもあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
おおまかな行き方は、産業道路（県道22号線）を東方向に進み、保田窪北交差点を左折して熊本環状道路（国道57号線）に入り、そのまま進みます。下野交差点で県道298号線に入れば、目的地周辺です。

菊池渓谷は、阿蘇の北西側の麓に位置する景勝地。
菊池川の流れによって長年かけて形成された渓谷は変化に富み、季節によってさまざまな表情を見せてくれるのが大きな魅力です。 約1200haにも及ぶ森林と日本の名水百選にも選ばれている菊池川の清流で心も身体もリフレッシュできます。
家族連れの方には、下流側にある鴨川河畔公園もおすすめ。 菊池川支流の鴨川での川遊びやアスレチックを始めとする数々の遊具、バーベキューのできる広場まであるので子どもから大人まで丸一日楽しめます。
おおまかな行き方は、国道3号線から右折して国道387号線に入り、最後は、菊池阿蘇スカイライン（県道45号線）に入れば菊池渓谷です。

山方面のドライブスポットが多い熊本県ですが、海へのドライブなら天草がおすすめ。天草五橋で繋がれた島々を走る海沿いドライブは爽快感抜群です。
そして、天草に出向いたらぜひ立ち寄りたいのが、日本に2つしかない海に浮かぶ水族館である海中水族館シードーナツ。 世界各国の魚の展示があるほか、イルカとの触れ合いプログラムや、遊覧船などアクティビティも充実し、家族連れはもちろんカップルのデートコースとしてもおすすめです。
また、シードーナツがある天草パールセンターには、天草の海のグルメが楽しめる海鮮料理レストランがあり、お腹も心も満たされる贅沢な時間が楽しめます。
産業道路（県道22号線）から、国道3号線に出て南下。右折して国道57号線に入ったら西に進み、五橋入口交差点を右折して天草パールライン（国道266号線）を通ったのち、前島に入ったところで左折すれば現地です。

日本初となる肉食恐竜、その名も「ミフネリュウ」の化石が発見された御船町にある御船町恐竜博物館は、特に家族連れにおすすめ。
ミフネリュウの展示はもちろん、迫力満点の大型恐竜の化石展示があるほか、化石の発掘体験や、学芸員と歩く化石散歩などアクティビティやイベントも用意されています。悠久の太古に思いを馳せるお出かけはいかがでしょうか。
熊本駅からは約37分と近く、小さなお子さんがいるご家庭でも気軽にお出かけできます。 熊本駅からは、産業道路（県道22号線）を東に進み、右折して国道266号線に入り、途中国道445号線へと道なりに進めば御船町恐竜博物館です。

家族や恋人だけではなく、ドライバー自身が運転を楽しめるかどうかも、ドライブの行き先を決める上で重要なポイント。 特に、運転が苦手な方にとってドライブはつい敬遠しがちですが、走っているだけで気持ちよく、リフレッシュできる名道が揃っている熊本県なら心配は無用です。 また、福岡県や長崎県からでも日帰りドライブが可能で、行き帰りの道中も楽しめます。
今回ご紹介したドライブコースはあくまで一例で、自分が楽しいと思う道を気の赴くままに走るのもおすすめです。ぜひ自分なりのドライブコースを探してみてください。