【2021年最新】メーカー別燃費ランキング:マツダ編

車を選ぶとき、維持費に直結する燃費が気になる!という方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は2021年5月時点で販売されているマツダ車の燃費ランキングをご紹介します。燃費がよくガソリンの消費量が少ないマツダ車を探しているのであれば、参考にしてみてください。
なお、このページで発表しているランキングは国土交通省の「自動車の燃費性能に関する公表(令和3年5月1日現在)」のデータを参考に作成しています。

現在販売しているマツダの燃費ランキングトップ10

2021年5月時点で販売されているマツダ車の中でもっとも燃費が良い車種は、どのモデルなのでしょうか。早速ランキングを見ていきましょう。

第1位:マツダ キャロル(WLTCモード燃費:25.8km/L)

1962年に初代がデビューしたキャロルはマツダの軽自動車の代名詞とも言えるモデルです。 2021年5月時点で販売されているのは7代目のモデルですが、現在はキャロルも含め、マツダの軽自動車は全てスズキがOEM車として製造しています。
乗る人を選ばないシンプルなデザインと機能性がキャロルの特徴で、軽自動車の最大の利点であるコンパクトさを活かした、気兼ねなく日常使いできる設計です。
シンプルとはいっても、先進の安全装備やキーレスエントリーなどの基本的な装備はもちろん、シートヒーターまで兼ね備えたモデルもあり、快適なドライブを楽しめます。

サイズと燃費
  • 全長×全幅×全高 = 3,395mm × 1,475mm × 1,475mm
  • 燃費(WLTCモード):25.8km/L(グレード:GL 2WD)
  • 使用燃料:ガソリン

第2位:マツダ MAZDA2(WLTCモード燃費:25.2km/L)

MAZDA2は元々日本国内向けにデミオとして販売されていた、使い勝手の良いコンパクトハッチバックです。 2019年に4代目デミオをマイナーチェンジする際、海外向けに使用していた名称のMAZDA2に統一されました。
搭載されるSKYACTIV-Dと呼ばれるクリーンディーゼルエンジンの省燃費性能は高く、さらに軽油なので燃費の数値差以上にガソリンエンジン車より燃料コストを抑えられます。
また、先進のドライブアシスト機能にも注目です。例えば、G-ベクタリング コントロールプラスと呼ばれる機能は、 ステアリング操作やブレーキ操作による車の姿勢変化に応じて、左右のタイヤに伝えるエンジンのトルクを自動的にコントロールし、車の姿勢を安定させて思い通りのハンドル操作を可能にしています。

サイズと燃費
  • 全長×全幅×全高 = 4,065mm × 1,695mm × 1,500mm
  • 燃費(WLTCモード):25.2km/L(グレード:XD PROACTIVE S Package 2WD 6MT)
  • 使用燃料:軽油

第2位:マツダ フレア(WLTCモード燃費:25.2km/L)

フレアはシャープな印象のフロントマスクがスタイリッシュな軽トールワゴンです。 キャロルと同様にスズキのOEM生産で、現在は2017年登場の2代目となっています。
モーターのみでの走行はできないものの加速時などをモーターでサポートし、省燃費性を高めるマイルドハイブリッドシステムを搭載しています。
トールワゴンならではの広い室内空間に加えてシートアレンジが多彩で、自転車などの大きな荷物の積載やフルフラットにして車内泊も楽しむことができます。

サイズと燃費
  • 全長×全幅×全高 = 3,395mm × 1,475mm × 1,650mm
  • 燃費(WLTCモード):25.2km/L(グレード:HYBRID XG 2WD)
  • 使用燃料:ガソリン

第4位:マツダ フレア クロスオーバー(WLTCモード燃費:25.0km/L)

フレア クロスオーバーはトールワゴンのフレアシリーズのSUVモデルです。 2014年に初代がデビューし、現在は2020年にフルモデルチェンジした2代目が販売されています。
車体下部やホイールアーチに装着されたプロテクターは軽自動車ながら本格SUVを思わせる遊び心にあふれたデザイン。 機能的でフルフラットにもなるシートアレンジの豊富さや、水や汚れを拭き取りやすい素材を採用したラゲッジスペースと後部座席の背面など、 アウトドアで使用することを意識した設計で、日常の使い勝手の良さはもちろん、あらゆる場面に対応できます。

サイズと燃費
  • 全長×全幅×全高 = 3,395mm × 1,475mm × 1,680mm
  • 燃費(WLTCモード):25.0km/L(グレード:HYBRID XG 2WD)
  • 使用燃料:ガソリン

第5位:マツダ CX-3(WLTCモード燃費:23.2km/L)

CX-3は2015年に発売されたクロスオーバーSUVです。
ボディが比較的大柄で燃費面では不利になりがちなSUVですが、マツダの誇るクリーンディーゼルエンジンSKYACTIV-Dによって、SUV車ながら燃費ランキングにランクインしました。
マツダの提唱するデザインコンセプト「鼓動」をより進化させた外観は、シャープでスタイリッシュな印象で都市部での親和性も抜群です。
エンジンラインナップにはディーゼルだけでなくガソリンエンジンもあり、軽快に走る楽しさを求める方のニーズにも応えます。

サイズと燃費
  • 全長×全幅×全高 = 4,275mm × 1,765mm × 1,550mm
  • 燃費(WLTCモード):23.2km/L(グレード:XD 2WD 6MT)
  • 使用燃料:軽油

第6位:マツダ フレア ワゴン(WLTCモード燃費:22.2km/L)

フレア ワゴンは現在3代目となる軽トールワゴンです。
フレア ワゴンにはユーザーの好みによって、3種類から選べるスタイリングバリエーションが用意されています。
普段使いに最適なノーマルスタイル、アウトドアでの使用も考えたSUV的なタフスタイル、シャープで煌びやかな印象のカスタムスタイルと、 バリエーションとはいっても同車種とは思えないほどそれぞれで印象が異なるので、より好みに合った車を選ぶことができます。

サイズと燃費
  • 全長×全幅×全高 = 3,395mm × 1,475mm × 1,785mm
  • 燃費(WLTCモード):22.2km/L(グレード:HYBRID XG[ノーマルスタイル] 2WD)
  • 使用燃料:ガソリン

第7位:マツダ MAZDA3(WLTCモード燃費:20.0km/L)

MAZDA3は国内で2003年から販売されていた「アクセラ」の後継モデルです。 現行の2019年発売モデルから海外向けの名称と統一して、MAZDA3となりました。
MAZDA3にはセダンとファストバックの2モデルがあり、どちらもスポーティでシャープな印象の外観です。 ノーズからテールエンドまで、スポーティモデルならではの流れるような美しさを感じるデザインで、価格帯以上の高級感を演出しています。
MAZDA3にラインナップされているエンジンの中で、新開発のe-SKYACTIV Xは注目のエンジンです。
ディーゼルエンジンの低燃費性と高トルク、ガソリンエンジンの環境性能とパワーと両者のいいとこ取りをし環境性能と走行性能を両立させています。

サイズと燃費
  • 全長×全幅×全高 = 4,660mm × 1,795mm × 1,445mm
  • 燃費(WLTCモード):20.0km/L(グレード:XD PROACTIVE[セダン] 2WD)
  • 使用燃料:軽油

第8位:マツダ MAZDA6(WLTCモード燃費:19.6km/L)

MAZDA6はマツダ最高峰車格のセダンです。ワゴンモデルも設定されており、どちらも洗練された外観デザインで欧州車のような風格を感じさせます。 内装はフラッグシップに相応しく、本物の木を使用したパネルとスエード素材の組み合わせ。さらに随所にクロームメッキのパーツをあしらうことで、より高級感を高めています。
肝心の走行性能も先進装備とパワフルなエンジンによって、セダンならではの安定したストレスのない走りが可能です。

サイズと燃費
  • 全長×全幅×全高 = 4,865mm × 1,840mm × 1,450mm
  • 燃費(WLTCモード):19.6km/L(グレード:XD[セダン] 2WD 6MT)
  • 使用燃料:軽油

第9位:マツダ CX-5(WLTCモード燃費:19.5km/L)

CX-5は2012年に初代がデビューしたクロスオーバーSUVで、現在は2017年に発売された2代目となります。
高級感漂う水平基調にデザインされたインテリアは、ただの高級感の演出ではなく、目線で水平を捉えることでドライバーが車の姿勢を直感的に把握しやすくする機能的なデザインです。
4WD仕様車には先進の4WDコントロールシステム、i-ACTIV AWDを搭載。駆動力を4輪に的確に配分することで、コーナリング時の安定性や悪路走行性を向上させるだけでなく、燃費の向上も実現しています。

サイズと燃費
  • 全長×全幅×全高 = 4,545mm × 1,840mm × 1,690mm
  • 燃費(WLTCモード):19.5km/L(グレード:XD PROACTIVE 2WD 6MT)
  • 使用燃料:軽油

第10位:マツダ CX-30(WLTCモード燃費:19.2km/L)

CX-30は2019年に登場したマツダの新たなクロスオーバーSUVです。
まず、外観の存在感が抜群で、ボディ下部の大胆にブラックアウトしたデザインがSUVとしての力強さを演出。上部は絶妙に曲線を組み合わせ、妖艶で迫力あるデザインとして全体に凛とした印象を醸し出しています。
エンジンは新世代、ガソリン、クリーンディーゼルの3種類をラインナップ。走行性能、省燃費性能など重視するポイントによって最適なモデルを選ぶことができます。
ちなみに同クラスとして良く燃費比較をされるトヨタ ヤリスクロスと、燃料コストはほぼ同等。ヤリスクロスはハイブリッド車なだけあって燃費そのものは敵わないものの、CX-30は軽油を使用するため同等のコストを実現しています。

サイズと燃費
  • 全長×全幅×全高 = 4,395mm × 1,795mm × 1,540mm
  • 燃費(WLTCモード):19.2km/L(グレード:XD PROACTIVE 2WD)
  • 使用燃料:軽油

単なるエコカーではなく走ることの楽しさを追求した豊富なモデルが魅力

マツダの車種別燃費ランキングトップ10を眺めてみると、マツダにしかない特徴に気が付きます。
それはトヨタ、ホンダ、日産等、主要メーカーの車種別燃費性能ランキングには、必ずと言って良いほどランクインしている「ハイブリッド車」が1台もありません。(エンジンをサポートするマイルドハイブリッドシステムを除く) マツダの目指す、運転する楽しさを追求した車作りが反映されたランキングとも言えます。
一方で世界から求められる環境性能は安易なハイブリッド化ではなく、SKYACTIV-Xのような革新的なエンジンを開発することで実現してきた先進性も注目ポイント。 燃費と走行性能を両立したマツダ車を探しているのであれば、このランキングを参考にしてみてください。

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