現在販売しているトヨタの燃費ランキングトップ10
2021年4月時点で販売されているトヨタ車の中で最も燃費が良い車種は、どのモデルなのでしょうか。早速ランキングを見ていきましょう。
第1位:トヨタ ヤリス(WLTCモード燃費:36.0km/L)
ヤリスは、2020年に車種名をヴィッツからヤリスへ変更して登場したコンパクトカーです。ヴィッツの世代から数えると通算4代目にあたるヤリスは、新しいプラットフォームTNGAの「GA-B」を採用。
新開発のエンジン「ダイナミックフォースエンジン」は、1.0Lガソリン、1.5Lガソリン、1.5Lハイブリッドの3種類です。また、派生車種としてトヨタのスポーツ部門「GR」が手がける「GRヤリス」も展開しています。
サイズと燃費
- 全長×全幅×全高 = 3,940mm × 1,695mm × 1,500mm
- 燃費(WLTCモード):36.0km/L(グレード:ハイブリッドX 2WD)
第2位:トヨタ プリウス(WLTCモード燃費:32.1km/L)
プリウスは1997年から販売しているハイブリッド専用モデルで、初代プリウスは世界で初めて市販化されたハイブリッドカーでもあります。
2021年4月時点で販売されているのは通算4代目にあたり、プリウスならではの"トライアングルシルエット"を受け継ぎながら、シャープでスポーティーなスタイリングになっていることが特徴です。
また、トヨタの新しいプラットフォーム戦略「TNGA」がもたらす剛性の高さと安定した走り、優れた環境性能を両立しています。派生車種として、プラグインハイブリッドモデルの「プリウスPHV」も販売中です。
サイズと燃費
- 全長×全幅×全高 = 4,575mm × 1,760mm × 1,470mm
- 燃費(WLTCモード):32.1km/L(グレード:E)
第3位:トヨタ ヤリスクロス(WLTCモード燃費: 30.8km/L)
ヤリスクロスは、2020年4月に世界初公開され、同年8月末から販売を開始したコンパクトクロスオーバーSUV。
車種名の「ヤリスクロス」からもわかるように、コンパクトカー「ヤリス」のクロスオーバーモデルとして登場しました。
ボディサイズは、全幅が1,765mmであるため3ナンバー登録となります。エンジンは、1.5Lガソリンと1.5Lハイブリッドの2種類。
駆動方式は、前輪駆動と四輪駆動をラインナップし、コンパクトカーの扱いやすさと四駆の頼もしい走りを両立していることが特徴です。
サイズと燃費
- 全長×全幅×全高 = 4,180mm × 1,765mm × 1,590mm
- 燃費(WLTCモード):30.8km/L(グレード:ハイブリッドX)
第4位:トヨタ カローラスポーツ(WLTCモード燃費: 30.0km/L)
カローラスポーツは、2018年から販売を開始したCセグメントの5ドアハッチバックです。
トヨタの新しいデザイン「キーンルック」と新プラットフォーム「TNGA」を採用。1,790mmのワイドな全幅と1,460mmの低めの全高がもたらす安定した小気味いい走りが特徴です。
エンジンは、1.2Lターボエンジンと1.8Lハイブリッドの2種類。駆動方式は、前輪駆動と四輪駆動です。トランスミッションは、CVTと一部グレードに6速MTをラインナップしています。
サイズと燃費
- 全長×全幅×全高 = 4,375mm × 1,790mm × 1,460mm
- 燃費(WLTCモード):30.0km/L(グレード:ハイブリッドG)
第5位:トヨタ アクア(WLTCモード燃費: 29.8km/L)
アクアは、2011年にデビューした後、10年以上の長期にわたり製造・販売されているコンパクトハイブリッドカーです。
マイナーチェンジにより、外装・内装の質感や安全性を高めながら現在も販売が続けられています。
エンジンは1.5Lガソリンエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドシステムで、1世代前のものですが、燃費は29.8km/Lという優れた数値を記録。
駆動方式は、前輪駆動のみ、派生車種にトヨタのスポーツ部門「GR」が手がけた「GRアクア」を用意しています。
サイズと燃費
- 全長×全幅×全高 = 4,050mm × 1,695mm × 1,455mm
- 燃費(WLTCモード):29.8km/L(グレード:L)
第6位:トヨタ カローラ(WLTCモード燃費: 29.0km/L)
カローラはトヨタを代表する長寿モデルであり、かつてファミリーセダン不動の地位を築いた名車です。
2021年4月時点で販売されているカローラは、2018年に登場した通算12代目で、ボディは全幅が1,745mmの3ナンバー登録となります。
エンジンは1.2Lターボ、1.8Lガソリン、1.8Lハイブリッドの3種類。1.2Lターボモデルには6速MTが組み合わされ、1.8Lガソリンおよび1.8LハイブリッドにはCVTが組み合わせられます。
サイズと燃費
- 全長×全幅×全高 = 4,495mm × 1,745mm × 1,435mm
- 燃費(WLTCモード):29.0km/L(グレード:ハイブリッドS 2WD)
第7位:トヨタ カローラツーリング(WLTCモード燃費:29.0km/L)
カローラツーリングは、セダンであるカローラのステーションワゴンモデル。パワートレインのバリエーションはセダンのカローラと同様ですが、全高が25mm高くなっています。
また、ステーションワゴンというスタイルがもたらす積載容量はセダンにないメリットであり、開口部の広いバックドアは、荷物の出し入れを容易に行うことができるという特徴があります。
サイズと燃費
- 全長×全幅×全高 = 4,495mm × 1,745mm × 1,460mm
- 燃費(WLTCモード):29.0km/L(グレード:ハイブリッドS 2WD)
第8位:トヨタ カローラアクシオ(WLTCモード燃費:27.8km/L)
カローラアクシオは、2012年に登場した通算11代目のカローラで、5ナンバーに収まるコンパクトサイズのセダンです。
コンパクトでありながら、カローラの原点に立ち返り「大人4人が、安心・安全、快適に長距離を移動できるミニマムサイズのクルマ」をテーマに開発されました。
エンジンは1.3Lと1.5Lのガソリンをラインナップし、2013年のマイナーチェンジで1.5Lハイブリッドが追加されました。2021年4月時点でのラインナップは、1.5Lガソリンと1.5Lハイブリッドです。
サイズと燃費
- 全長×全幅×全高 = 4,400mm × 1,695mm × 1,460mm
- 燃費(WLTCモード):27.8km/L(グレード:ハイブリッドEX)
第9位:トヨタ カローラフィールダー(WLTCモード燃費:27.8km/L)
カローラフィールダーは、カローラアクシオと共にデビューしたコンパクトサイズのステーションワゴン。
セダンのカローラアクシオよりも全高が15mm高く、バックドアを持つワゴンならではの荷室の広さが大きな魅力です。
また、バックドアを樹脂製にすることで、セダンであるアクシオとの重量差を+30kgに抑えています。
2021年4月時点でのラインナップは、1.5Lガソリンと1.5Lハイブリッドの2種類で、ガソリン車は前輪駆動に5速MTとCVT、四輪駆動にCVTを組み合わせた3グレードを用意。
ハイブリッドモデルは、前輪駆動にCVTの組み合わせのみとなっています。
サイズと燃費
- 全長×全幅×全高 = 4,400mm × 1,695mm × 1,475mm
- 燃費(WLTCモード):27.8km/L(グレード:ハイブリッドEX)
第10位:トヨタ カムリ(WLTCモード燃費:27.1km/L)
2021年4月時点で販売されているカムリは、2017年に登場した通算10代目のモデルです。
トヨタの新しいプラットフォーム「TNGA」と新デザイン「キーンルック」を採用し、安定した走りとシャープでスポーティーなスタイリングを身に付けています。
エンジンは、2.5Lハイブリッドのみで、駆動方式は、前輪駆動と四輪駆動の「E-Four」をラインナップ。
インテリアは、センターモニターやスイッチ類に目立つ段差がないシンプルな造形により、先進的な印象になっています。
サイズと燃費
- 全長×全幅×全高 = 4,885mm × 1,840mm × 1,445mm
- 燃費(WLTCモード):27.1km/L(グレード:X)