コラム

使い勝手が良く、人気の高いフィットですが、グレードによっては車体価格が200万円を超えてしまいます。 しかし、一括購入は難しくとも、カーリースであれば気軽にフィットに乗れるかもしれません。
ここでは、新車価格1,557,600円（ベーシック FF）のフィットを7年契約の84回払いで支払っていく場合、カーリースとローン払いではどちらがお得なのかを比較しました。

比較の結果、カーリースよりもローン払いの方が1万円以上安いという結果になりました。
しかし、カーリースはローン払いとの料金の内訳が異なるため、金額だけを見るのは正しい比較とは言えません。
車体価格を契約月数で分割するというローン払いに対して、カーリースは毎月の支払いに税金やメンテナンス費も含んでいるうえ、毎月定額払いになります。 毎月の支払いが定額になることで家計の出費がシンプルになるとともに、税金を支払う手間もなくなるので、生活に余裕が生まれるというメリットがあります。

1ヶ月当たりのコストが安いローン払いか、生活のゆとりが増えるカーリースか。 自分のライフプランに合った方法を選ぶのが一番ですが、カーリースにはさまざまなサービスが用意されているので、まずは概要だけでも確認しておくのをおすすめします。

月々定額で新車に乗れるマイカーリース「ラクのり」では、契約開始から終了後まで、利用者のニーズに合ったサービスを提供しています。
契約期間は7年・9年・11年から選択でき、5年経過後であれば自由に乗り換えや返却が可能（9年契約の場合は7年、11年契約の場合は経過後）。 乗り換えの際はそのまま新車に移行することができ、返却の場合は1年分のリース代の20％のキャッシュバックを受け取ることができます(7年契約の場合)。
もちろん、契約満了時に乗り換えや返却を希望しない場合は、そのままマイカーとして乗り続けることもでき、自分の生活環境に合わせたベストな選択をすることが可能です。

カーリースの説明において外せないのは、契約後のメンテナンスについてです。
ラクのりの場合、契約時に「セレクトコース」「シンプルコース」という2種類のメンテナンスコースから自分に合ったプランを選択します。
そのなかでも「セレクトコース」は、基本のエンジンオイル交換や車検にくわえ、タイヤ交換やバッテリー交換をメンテナンス項目に追加することが可能です。
さらに、項目以外のメンテナンスは通常価格の20％OFFになるとともに、年1回のボディガラスコーティング施工もつく充実したサービスが用意されています。

2001年6月に初代モデルを発売したフィットは、前席下部に燃料タンクを配置する「センタータンクレイアウト」の採用で、広い室内空間を実現。 燃費や走りの良さを維持しつつも、他社コンパクトカーに勝るその使いやすさは話題を呼び、2001年には「2001-2002日本カーオブザイヤー」を受賞しています。
2020年2月に発売された現行の4代目では、安全装備「Honda SENSING」や、ハイブリッドシステム「e:HEV」などの先進装備を採用。 ほかにも、コンセプトが異なる5つのタイプを展開するなど、先進さが増したとともに使い方の幅も広がりました。

廉価グレードに該当する「ベーシック」、シンプルな見た目の「ホーム」、都会的デザインの「ネス」、SUVテイストの「クロスター」、ラグジュアリー仕様の「リュクス」と、フィットは大きく5つのタイプに分類されます。
各グレード、使用用途や見た目などは大きく異なりますが、コストパフォーマンスで選ぶのならば「ホーム」がおすすめです。
見た目は「ベーシック」とほぼ変わりなく、価格も20万円ほどアップしますが、安全装備の「Honda SENSING」や電動パーキングブレーキなど、さまざまな便利機能が標準で装備されています。
その他のタイプとは機能面の差がほとんどないため、外観や豪華さにこだわらないのであれば「ホーム」がおすすめです。

フィットのサイズは全長3,995mm×全幅1,695mm×全高1,515mm（ベーシック）。
WLTC燃費はガソリンモデルで20.4km/L（ベーシック　FF）となり、e:HEVモデルでは29.4km/L（ベーシック　FF）と非常に優秀です。
価格は1,557,600円（ベーシック　FF）から、2,866,600円（e:HEV モデューロＸ）となっています。

フィットはセンタータンクレイアウトによる広い室内空間を持ち、家族世帯にもおすすめできるコンパクトカーです。
フィットの後席は他社コンパクトカーと比較して膝前・頭上空間が広く、チャイルドシートを使用しても窮屈になりません。
また、後席の座面を跳ね上げれば、高さのある大きな荷物を積むことができ、また、後席の背もたれを前に倒せば、広い荷室を確保することができます。
そして、フィットは室内が広いだけでなく、視界が広くコンパクトカーとしての乗りやすさも持ち合わせているため、若い方からご年配の方まで幅広くおすすめできる万能車です。

複数の個性豊かなタイプを持つフィットは、ユーザーの多種多様なニーズに応えてくれます。
街乗りや通勤など、スタンダードに使用するなら「ベーシック」や「ホーム」。内外装にアクセントカラーを施した「ネス」は、撥水生地を使用したシートで、アクティブな方にぴったりです。
「クロスター」はそのほかのタイプよりも車高が上げられ、撥水シートも装備しているためキャンプやアウトドアへよく出かける方におすすめ。
シートに本革素材やヒーター機能を搭載した「リュクス」は、コンパクトカーでも高級感を味わいたいという方にうってつけです。
そのほかにも、スポーティモデルの「モデューロＸ」や、20周年特別仕様車「カーサ」「メゾン」などもラインナップ。
ほかの車とは一味違ったコンパクトカーに乗りたいという方には、フィットのタイプ展開はまさに理想的です。

広く快適な室内を持つコンパクトカーとして、多くのファンを獲得してきたホンダ フィット。老若男女を問わないその扱いやすさは、4代目になった現行モデルでも受け継がれており、多彩なタイプを展開し新たな使い道も見せてくれています。
そんな便利で拡張性の高いフィットですが、もし新車で乗ってみたいのであれば、毎月定額のカーリースのラクのりがおすすめ。 ラクのりはオイル交換や車検などのメンテナンス費も定額料金に含まれているので、手間がかからず時間も節約できます。
幅広い世代に人気のフィットの購入をお考えならば、ぜひラクのりを検討してみてはいかがでしょうか。